藤京人形の綱渡りの向こう側
utteの登録クリエイター “藤京人形”の藤原京子さんが、横浜ZAIMで展示会を開いています。
藤原京子 ぬいぐるみ人形展
○○春の夢○○
ZAIM別館307号室
2009年3月27日〜31日まで。
アクセスはこちらを。
ひさしぶりに(とういうほどでもないですが)お会いする藤京さん。いつものように、かろやかでしなやかでニコやか。でも今回の展示では、人形作家として、なごやかな雰囲気を創りあげるアートだけでなく、上質の空間なで創る技が研ぎすまされていました。作品ともども素晴らしい展示。とてもよかった。
わたし的に彼女の作品を観る視線は、人形のかもしだす雰囲気であり、ほっとするカラーコーディネイションであり、局所・細所の細やかな技でありなのですが、今回の展示はそれに増して、“人形インスタレーション”が生きている。
そこにいる人形に動く個性が加わっていて、ざっと眺めても、じっくり目線でも楽しいのです。たとえば“綱渡りする人形”。
彼女によれば「この展示室の窓から見える、まるでニューヨークのアパートメントのような背景がぐっときて、どうやって展示しようか、ずいぶんと考えた」 それがよくわかる展示。
ある意味、綱渡りするモチーフは彼女自身かもしれない。目もつむって「ええい!渡ろう!」と“創造の向こう岸”に歩いてゆく。彼女は勇気がある人だから、だいじょうぶ。向こう側には藤京人形世界のたおやかさが待っている。“ブランコ”や“回る人形”展示も楽しい。31日まで。





