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クリエイター:dona/フラワーデザイナー
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dona/フラワーデザイナー |
作品世界のキーワード
ナチュラルでシックなアレンジを作っています。
自己紹介
はじめまして。Atelier le coeurのフラワーデザイナー donaです。
花は一輪だけでも、そこが明るく華やぎます。”le coeur”は”心”という意。
心をこめて、受け取られた人の心にあかりがぽっと灯るようなアレンジをおつくりします。
用途に合わせて、また贈りたいかたのイメージに合わせてなど、
オーダーメイドで、生花、プリザーブドフラワーでのアレンジ作成を承ります。
経歴
学生時代に草月流を学び、花と出会う。
本格的なアレンジを学び始めたのは出産後。
生花、プリザーブドフラワーの講師資格を取得し、自宅にて教室を開講。
その後、生花仲卸のバイトやウェディングアトリエ、生花店でのバイトを経験。
現在は、アレンジ教室、そして、オーダーメイドでのアレンジの販売を行う。
クリエイター x ウッテリエ インタビュー
砂場から水彩画へ、フローラルなコミュニケーション音楽には国境が無いと言うけれど、それは好奇心にはそもそも境は無いからだ。
彼女に好きな音楽は?と訊くと、まっさきにあげたのがブラジル音楽。
ボサノバもサンバも聴くけれど、特に好きなのはMPB。ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ、英語なら“ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック”。伝統的なサンバやボサノバのリズムに、現代のポップスやロックがフュージョンした音楽。好きな音楽家にアントニオ・カルロス・ジョビン、マリア・ヒタといったブラジルアーティストがあがる。彼らだけではない。ギタリストJohn Mayer、ジャズピアノはセロニアス・モンク、オスカー・ピーターソン、おっとガンズ・アンド・ローゼズ、ボブ・ディラン・・・際限ないよ。
こんな多彩な音楽を聴き、ジャズピアノまで発表会で披露する才人は、アトリエ ル・クール(心の意味)を主宰するフローラル・デザイナーdonaさん。多芸な人、好奇心の人である。スタイリング、撮影、アクセサリー、絵本、そして花も学生時代の草月流から、現在は小笠原流まで広げてオリジナリティを磨き続ける。
「花と音楽、花とガラスの器など、それぞれの世界観を重ねてみたいんです」
多芸の真ん中に花がある。ちょうど絵が額縁によって引き立ち、書が掛け軸で凜とするように花は、くらしのさまざまなシーンと重なりあって美しさを奏でる。なるほど花のデザインとは、多彩なジャンルが重合したアートなのである。花びらや葉の向こうに、くらしがチラチラと顔を出すのだ。
生花やプリザーブドフラワーのオーダー制作、教室を幅広く手がけるdonaさん、アレンジフラワーとの出会いはおよそ12年前。近所の公園の砂場だった。
「子連れで押しかけて行ったんです」
最初の子の育児に追われ、自分の時間がまったく持てず煮詰まっていた。そこで知り合いがアレンジフラワーを教えていると聞いて、やってみたい!と思ってすぐに押しかけるように教室に行った。
自分の中から好奇心がわき出てきた。学生時代に草月流の花の経験はあるが、その頃習った型は、自由にアレンジをするものではなかったので、新鮮だった。何より自分の時間を持てる喜び。公園の砂場から始まったクリエイティブへの道。
子ども連れOKのその教室で、お嬢さんをおんぶし、抱っこして活き活きとアレンジをした。周りにもハイハイする子どももいるので気にならない。最初の花材は『ひまわり』だった。
「元気なひまわりを作りました」。チャーミングな大きな目を輝かせた。
娘は0歳、アレンジ歴も0歳からのスタート。1年通ったころ基本を終えて、本格的に資格も取りたくなった。そして講師にチャレンジする一方、フレンチスタイル、プリザーブドフラワーのアレンジ技術も学んだ。式場や舞台花の装飾も習得し、資格を取り、およそ5~6年前に自宅で開業。ママ友達の口コミで生徒さんが集まってきた。
「あのときアレンジに出会っていなかったら、職場に復帰して英文財務諸表や契約書と格闘していたかな?」とブログに綴るdonaさん。航空機リースの仕事もおもしろかったかもしれませんが、今の自由なアレンジの姿がお似合いだと思います。
【お花には正解がない】
「フランスらしいくすんだ色づかいで、大人ぽくて、でも華やかな花」
ブーケには華やかさが、花器にはアーティスティックな存在感がある。薔薇をふんだんにつかったブーケ、手にする人が大輪の美人になりそうだ。花器のシルエットとオアシスを活かしたアレンジが、インテリアに映えて上質な空間をつくる。
美の表現力、好奇心がたっぷりと圧縮される。今、カフェや外部の教室、そして自宅でも講座を開いているが、そこでの教え方も“自由に”が基本。
「お花は正解がないんです」
見本は創るがその通りやらなくてもいいと指導する。もちろんキレイに見える角度や見せ方はあるが、人により好みは異なるし、飾るシーンも違う。むしろアレンジをする人の感性を引き出し、やりたいことをオモテにだすお手伝いをしたい。そんな教え方をdonaさんはしている。
正解がなく自由だからこそ、表現を磨き続けたい。花を真ん中にして、好奇心でクリエイティブの境界を越えようとするのはそのせいである。そのひたむきな姿は、家庭の中にも伝わる。
【子から親へのフローラルなコミュニケーション】
こんな体験もあった。夏休み、家族と皆で軽井沢の山荘に泊まった。それは暖炉があり、間取りもたっぷりで、窓も大きくて自然も望める。休日を過ごすには申し分ない空間だった。だが何か足りない。何だろう?と思っていると―。
「部屋が寂しかったからママが飾りたいだろうなっと」
子どもたちが野の花で、小さなブーケを創ってきた。子どもたちなりに、その空間には“花が足りない”と感じたのだ。子から親への“フローラルなコミュニケーション”、こんなナチュラルなかたちで伝えてくれるなんて。花をやってきてほんとうによかった。
【12年後】
正解がなくて自由だからこそ、表現を磨く。そのひとつが“水彩画”。
これはお嬢さんが通う水彩画教室に“随行”してdonaさんが描いた一枚。オレンジの皮に生活の一シーンが切り取られている。くらしの中の静物は、生々しくてみずみずしくて、匂いもあれば硬いとか柔らかいがある。純粋アートとは違う表現がある。
それにしても、0歳のお嬢さんを連れて始めたアレンジが、12年後にお嬢さんに連れられて広がるなんて、なんという偶然だろうか。くらしの中のクリエイティブとは、親と子のコミュニケーションの絆でもある。
作品事例
現在9つの作品をすべてひとつのページ でご紹介しております。
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3つの質問
- クリエイターになるための最大の投資は?
- 好奇心 集中力。
いつも美しいと感じる何かを探していること。 - 作品制作でこだわっていることは?
- 人を受け入れるようなあたたかで丁寧な作品づくり。
- スランプになったときはどうする?
- まだなったことがないのですが。多分大好きな音楽を聴きに行きます。

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シンプル&プリミティブ。
欠ければ花を抱き、満ちれば月となる。